第1回 AccessibleToolsコンテスト
~生み出そう、ありそうでなかったツール~

審査結果を発表しました。

最新情報

2023/7/9
応募数が規定に達しなかったため、二次審査の方式と賞品を変更し、主催者による審査の結果と講評を発表しました。
2023/7/1
応募を締め切りました。
2023/6/24
1次審査結果ページに、1件の結果を追加しました。
2023/6/17
1次審査結果ページに、2件の結果を追加しました。
2023/6/5
1次審査結果ページの掲載を開始し、9件の結果を発表しました。応募締め切りを待たず、随時結果を更新します。

概要

視覚障害当事者からソフトウェアやウェブサービスのアイデアを広く募集するアイデアコンテストです。

上位のアイデアは主催者が開発・公開を目指す等、応募・審査・発表後まで、「実現」に特化した企画です。

応募者や審査協力者を広く募集し、入選者と併せて応募者・審査協力者にも抽選で賞品を贈呈します。

応募内容は広く公開され、誰もが実現に向けたアクションを起こすことができます。

趣旨

視覚障害当事者が求めており、実現可能性があると思われるにも関わらず実現していないアイデアを集める。

主催団体のメンバー、これからプログラミングを学ぼうとする人、企業の方などの今後の開発の参考とする。

一つでも多くのアイデアが実際に製品・サービスとして広く使えるものとなることを目指す。

スケジュール

応募期間:2023年6月1日(木)~6月30日(金)

1次審査:応募時~遅くとも7月9日(日)まで

2次審査:1次審査完了~7月28日(金)→中止

結果発表:7月30日(日)→7月9日に変更

賞品送付:8月中

応募条件

下記をすべて満たすアイデアを対象とします。

1.応募者についての要件

  • 提案の発案者又は発案グループの過半数が、国内在住の視覚障害者であること
  • 応募者が自ら応募操作(応募フォームへの入力)をすること
  • 1人(1団体)の応募者による応募は、5件以内であること
  • 複数件応募する場合、応募と審査の両方に参加する場合は同一の名義とメールアドレスを使用すること
  • このコンテストを主催もしくは協賛する者、またはその構成員でないこと

2.応募するアイデアについての要件

  • 下記のいずれかによって実現可能と思われるアイデアであること
    1. Windows上で動作するソフトウェア
    2. NVDAアドオンもしくはJAWSスクリプト
    3. ウェブブラウザで表示できるウェブサイト(ウェブサービス)
    4. ChromeやFirefoxに組み込んで使用するブラウザアドオン
  • 応募するアイデアは応募者自らが考案したものであること
  • 既に実現していることが明らかなアイデア、有償のものを無償化するだけのアイデアでないこと
  • 特定の企業等の協力がなくても、コンピュータやアイデアの関連分野の知見があれば実現可能と思われること
    例:特定企業、テレビ局等国内の該当事業者が少ない業種、政府や自治体等の協力が必須となるものは不可
  • 日本国の法令および倫理に照らして問題のないアイデアであること

※応募は視覚障害当事者に限っていますが、アイデアの分野に制限はありません。

応募方法とアイデアの取扱い

応募者は、名前(ハンドルネームや団体名も可)、都道府県(団体は主な活動場所)、アイデアのタイトルと詳細、任意で所属と連絡先のメールアドレスを添えて、所定のウェブフォームから期間内に応募するものとします。

応募者は、応募内容を送信した時点で下記に同意したものとみなします。

  1. 公序良俗に反するアイデア、他人の権利を侵害する恐れのあるアイデア、内容が不明確なアイデア等は、主催者の判断により応募を無効とする場合があります。
  2. 応募内容は、メールアドレスを除きすべて公開します。この時、主催者は編集・要約する場合があります。
  3. 応募したアイデアおよび応募時の記載内容は、主催者やウェブの閲覧者を含め誰もが目的や営利・非営利を問わずに利用できるものとし、著作権その他の権利は主張しないものとします。
  4. 応募者が未成年の場合、法定代理人が応募要項を確認し、応募に同意していることを表明します。

審査

1次審査は、応募条件への適合のみを確認し、通過または落選理由を応募締切を待たず順次公表します。

2次審査は、主催者による審査と、ウェブでの一般投票を組合わせて実施し、合計点(50点満点)で決します。

→2次審査は、主催者による審査(36点満点)のみで決します。

主催者は、下記2つの観点を6名が3点満点で採点し、その合計(36点満点)を得点とします。

  1. 実現の容易さ(技術的難易度・必要知識・関係者との調整、実現後の維持コスト等を考慮)
  2. 実現により得られるインパクト(できるようになること、節約できる手間や時間、社会への影響等)の大きさ

ウェブ投票は、視覚障害当事者であれば誰でも参加できます。投票者一人につき3票を、実現を希望するアイデアに投票する形式で行います(1つのアイデアに3票入れても、3つのアイデアに分けて投票してもよい)。

→ウェブ投票は中止します。

ウェブ投票の結果は、最多数票を得たアイデアを14点とし、その他は票数に比例して0~13点とします。
例:最多数票を得たアイデアが20票の場合、20票で14点、半分の10票のアイデアは同じく半分の7点。

→ウェブ投票は中止します。

審査結果として、主催者の観点別の得点の合計と、投票によって得た票数・得点を公表します。

審査結果として、主催者の観点別の得点の合計を公表します。

同点のアイデアが複数あった場合、主催者の判断で順位を決定します。

2次審査終了までの間、既に実現済み等、応募条件を満たしていないと思われるアイデアがあれば、その旨を報告できます。報告が正当と主催者に認められたアイデアは、2次審査の対象から外し、理由を公表します。

入選賞品

  • 最優秀賞:Amazonギフト券5,000円分→3000円分に変更
  • 優秀賞:Amazonギフト券3,000円分→1000円分に変更

(各1名様)

抽選賞品

  • Amazonギフト券500円分

(2次審査対象となったアイデアの応募者、審査に協力した方から抽選で各2名様)

→(2次審査対象となったアイデアの応募者から抽選で1名様)

※個人情報を提供し、かつ入賞しなかった方が抽選対象です。複数件応募しても当選率は同じです。

細則

下記の場合、本要綱を修正し、もしくは本企画を中止する場合があります。

  1. 応募者が10名に満たないか、応募件数が100件を超えた場合
  2. 1次審査を通過したアイデアが10件に満たない場合
  3. 審査協力者が10名に満たない場合
  4. そのほか、やむを得ない事情が生じた場合

ラボのメンバーは、上位のものから順に実現に向けたアクションを検討しますが、個々の得意分野や実現へのハードル、その他様々な事情を加味して活動をしています。 そのため、順位が高いものでもラボでの実現を見送ることや、場合によっては1つも実現に至らないという可能性もあります。

個人情報について

応募者・審査協力者から取得した個人情報は、主催者のプライバシーポリシーに従い、下記の目的に限って利用します。個人情報の提供は任意です。

  • 入選・抽選商品の送付
  • 応募されたアイデアをラボで実現することとなった場合に、詳細や意見の聴取への協力(任意)を求める
  • アイデアを実現させようとする者等から応募者への連絡を希望する旨の連絡があった場合に、それを取り次ぐ

情報発信について

本要綱の転載や配布、コンテストページへのリンク等は歓迎します。

Twitter等のSNSでは、ハッシュタグ「#act_contest」をご利用ください。

この要綱のWord版PDF版もご利用ください(これらは発表当初の内容のままです)。

お問い合わせ、主催等

ご質問等は、本ページ上部のメニューより掲示板にお進みいただくか、当ラボのTwitter投稿へのリプライ等でお寄せ下さい。

主催:Accessible Tools Laboratory

協賛は、随時募集中です。協賛をいただいた場合、賞品を増額し、ご希望に応じて公表を検討します。

応募は締切りました