High-speed Synthesizer For NVDA
概要
超高速読み上げに対応した、NVDA用の日本語音声エンジンアドオン
特徴・機能
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聞き取りやすい音声
アニモ社製の音声エンジン FineSpeech Version 2 を利用した、クリアな音声読み上げを実現します。ケイコのサンプル音声はこちら。タカシのサンプル音声はこちら。 -
軽快な動作
パフォーマンスを最優先として、独自のチューニングを実施しています。キーを押してから音声が帰ってくるまでの時間が短く、ストレスなく操作できます。 -
どこまでも速く
他の音声エンジンでは実現できないような、圧倒的な超高速読み上げを可能としています。NVDAの簡単音声設定にも対応しているので、状況によって速度を切り替えながら、作業を効率化できます。 -
ASIOデバイスに対応
ASIOと呼ばれる、音楽作成などで使われる低遅延再生のプロトコルを直接サポートしています。対応デバイスを持っていれば、さらに音声の反応速度を上げることができます。対応デバイスの一例としては、 Yamaha AG03 などがあります。 -
独自辞書を搭載
新しめの技術用語など、FineSpeech自身がうまく読み上げられない単語を、ACT Laboratoryの独自辞書で補います。この機能は、完璧な読み上げを保証するものではありませんが、後述する自動更新機能との組み合わせで、読み方は日々進化していくでしょう。 -
さまざまなユースケースに対応
NVDA 2019.3以降が動く環境において、ポータブル版での利用、セキュアスクリーンでの利用など、可能な限りのユースケースに対応しています。管理者権限がなくても利用できます。 -
SAPI5での利用に対応
音声エンジン向けの標準規格であるSAPI(Speech API)対応の音声エンジンとしても使用可能です。 -
自動更新機能
自動的に更新を確認し、最新の状態に更新できます。これにより、不具合の改善や辞書のアップデートなどをいち早くお届けします。
バージョン一覧
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1.3.4
2024-04-07
1. 辞書データを追加しました。現在、2327単語。
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1.3.3
2024-01-08
1. SAPI拡張機能のインストールに失敗する不具合を修正しました。
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1.3.2
2024-01-08
1. NVDA 2024.1 に対応しました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2319単語。
3. SAPI拡張機能の PyInstaller バージョンを 6.3.0 に更新しました。
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1.3.1
2023-10-09
1. オンライン登録を実行しようとするとエラーになってしまう不具合を修正しました。
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1.3.0
2023-10-09
1. ASIOデバイスへの出力機能を搭載しました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2311単語。
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1.2.5
2023-06-01
1. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2307単語。
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1.2.4
2023-02-16
1. 推測読みエンジンで、 zya / zyu / zye / zyo を正しく読めるようにしました。
2. 「単語の間で息継ぎをする」の機能が半角スペースだけに対して機能していましたが、全角スペースでも息継ぎが行われるように変更しました。
3. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2266単語。
4. NVDA jpalpha_230211u (2023.1.0.1969) で動作確認ができたため、試験的に LastTestedNVDAVersion の値を 2023.1 に変更しました。音声エンジン回りのbreaking changeがここから出てくることはないと思いますので、先に上げてしまいます。
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1.2.3
2022-11-18
1. 推測読みエンジンをすこし調整しました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2210単語。
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1.2.2
2022-10-11
1. 特定の長さのBreakCommandを受け取った時、ノイズが発生することがあった不具合を修正しました。これまで確実に起きていたのは、MathPlayerで「2の3乗」のような数式を読んだときです。
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1.2.1
2022-09-26
1. 推測読みで読める単語を増やしました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2154単語。
3. SAPI拡張を上書きインストールするとき、以前までの設定が消えてしまっていた不具合を修正しました。
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1.2.0
2022-08-24
1. NVDA 2022.3 で導入予定の BreakCommand に対応しました。音声発声の間に待ち時間を入れるコマンドだそうです。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、2015単語。
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1.1.5
2022-07-31
1. 内部的な不具合を修正しました。音声発声終了時のイベント(synthDoneSpeaking)が正しく通知できていなかったため、一部のアドオンと組み合わせる際に問題を引き起こしていました。
2. 「initializes」を「イニシャライザーズ」と読んでいたのを修正しました。
3. 「yamada」と「yamashita」を推測読みできていなかったので、英単語リストを調整しました。
4. HISSの辞書データがオープンソースになりました (https://github.com/actlaboratory/HISS-dictionary) 。
5. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、1980単語。
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1.1.4
2022-06-21
1. 音声エンジンの読み込み失敗時、および起動時のアップデートチェックの設定変更時、ダイアログボックスによる通知が行われていなかった不具合を修正しました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、1910単語。
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1.1.3
2022-05-15
1. 推測読みの精度を改善しました。前バージョンの変更で「ohayou」をへんに読むようになってしまったりしたので、その辺りを修正しました。
2. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、1726単語。
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1.1.2
2022-04-18
1. 推測読みの精度を改善しました。具体的には、 ohta さんをオータさんと読めるようになったり、 qubo をクーボと読めるようになったりです。
2. アドオンをインストールした直後のNVDA再起動の途中で、NVDAがフリーズすることがあった(らしい)不具合を修正しました。
3. ダイアログボックスの表示方法として、NVDAのAPI的に非推奨の方法を使っていたので、推奨される方法に変えました。ユーザー的には、なにも変化はありません。
4. 推測読みで使っているワードリストが、一部大文字で始まっているものがあったために誤動作していたのを修正しました。人名を推測読みから外してほしいのに、へんに推測読みされたりしていました。
5. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、1481単語。
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1.1.1
2022-03-26
1. NVDAControllerClient の日本語版拡張に存在する NVDAController_isSpeaking に正しい状態を返せるようにしました。これで、NVDAの音声発声終了を判定しているアプリケーションでの動作が改善するはずです。
2. 推測読みするかどうかの条件判定時、m を含む単語の処理がバグっていたのを修正しました。具体的には、 summarize とかを推測読みしないようにしていたはずが、バグが原因で推測読みされてスンマリゼになっていました。
3. 全角アルファベットにも推測読みが働くようにしました。
4. SAPIの設定で、SSMLで指定された設定値を合算した結果、SAPIとして対応している最大値/最長値を超えた場合に、値を丸め込むようにしました。JAWSで使うときに読み上げ速度が変になるのが改善されるはずです。
5. PC-TalkerでSAPI拡張を使っているときに絵文字だけがある行を読ませると、クラッシュしてPC-Talkerごとお亡くなりになってしまう不具合を修正しました。
6. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、1137単語。
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1.1.0
2022-02-23
1. SAPI拡張機能に対応しました。
2. 推測読みするかどうかの設定を、簡単音声設定(settings ring)から切り替えられるようにしました。
3. 推測読みで、"tz"を"ツ"、"di"を"ディ"と読めるようにしました。
4. HISSのプログラムの更新を自動で確認していましたが、そのオンオフを設定で変えられるようにしました。
5. 手動で更新をチェックするメニューを追加しました。
6. 更新確認のコードをちょっとリファクタしました。
7. ユーザー提供を含む辞書データを追加しました。現在、814単語。
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1.0.2
2022-01-16
1. 広域強調の設定を切り替えられるようにしました。
2. 辞書データを更新しました。現在、513単語。
3. LastTestedNVDAVersionの値を2022.4にしました。
4. hiss.dllのコンパイラオプションで C++ 17 を有効にしました。たぶん大丈夫ですが、ランタイム関連で動かなくなるかもしれないので、そうなったら考えます。ランタイムのリンクを配るぐらいですが。
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1.0.1
2022-01-10
1. プラグインの再読み込みを実行すると、HISSのメニューが無限に増殖する不具合を修正しました。
2. HISSを読み込むときに、NVDAのログビューワーにdeprecation warningが出ていたのを修正しました。
3. アップデートチェックのレスポンスをNVDAのログビューワーに出力していた不具合を修正しました。
4. "123 456" を読ませると "123456" として読まれていた不具合を修正しました。
5. 英単語の間にポーズを入れるかどうかを制御できるオプションを追加しました。
6. ポーズの長さを調整できるオプションを追加しました。
7. 推測読み機能を追加しました。
8. HISSの音声エンジンを読み込めなかったときに、メッセージボックスを出して理由を表示するようにしました。
9. このファイルにインストール方法の説明を追記しました。
10. 文字コード変換の際にデフォルトコードページを参照していたのを、CP932に決め打ちするように変更しました。確認していませんが、これでsystem localeが違う環境でも動くんじゃないかな...
11. 独自辞書を更新しました。現在、500単語。
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1.0.0
2021-11-23
初回リリース。